オンラインヘルプ
オートメーション メール送信
オートメーションの操作に「メール送信」があります。
例としてメール送信を使うことによって次のようなことができます。
- 毎日、8時に注文画面の情報(Lot数、平均レート、pips損益、評価損益)をメール送信する。
- タスクから自動注文した後、注文結果をメール送信する。
- 月~金曜日、9時と15時にドル円、ユーロ円、ポンド円、株価指数の価格をメール送信する。
- 月~金曜日、21時に本日の損益をメール送信する。
- 1時間おきに、評価損益をメール送信する。
- 評価損益が10000円以上になったときメール送信する。
- ドル円の価格が130円以下になったときメール送信する。
- 証拠金維持率が100%を割ったときメール送信する。
※メール送信はV1.53にて実装されました。
メール送信の注意事項
メール送信を使う場合は、以下の注意事項を理解した上で使用するようにお願いいたします。
-
メール送信を使用するにはSMTPサーバーの設定が必要となります。
SMTPサーバーの設定はお客様にて行ってください。 -
メール送信に失敗したときのリトライ機能はありません。
メール送信時、ネットワークが切断されていた場合などはメールが送信できません。 -
SMTPサーバーはGmailとOutlookで動作確認しています。(ポート587番を使用)
ポート465番を使用するSMTPサーバーでは動作しません。
Yahoo!メールはポート465番を使用するため動作しません。
-
メール送信には、.NET FrameworkのSmtpClientクラスを使用しています。
推奨ライブラリのMailKitには対応していません。
MT4スピード注文は、後方互換性を優先しており、互換性のない最新ライブラリを使用しないことが理由となります。 -
メール送信が完了したとしても、さまざまな理由によってメールが届かないことがあります。
確実性が求められる用途には使用しないでください。
メール設定
メール送信を使用するには、メール設定が必要となります。
メール設定は、オプション→全般(2)→オートメーション→メールボタン から起動するメール設定画面から行います。
GmailとOutlookの設定例について説明します。
設定例は2022年8月に検証した内容のため、サーバーの仕様変更によっては情報が古くなっている可能性があります。
Gmailの設定例は次の通りです。
名称 | 設定例(Gmail) |
---|---|
差出人 | ○○○@gmail.com |
宛先 | △△△@□□□.jp ※受信するメールアドレス ※Gmail以外のメールアドレスでもOK。 |
サーバーアドレス | smtp.gmail.com |
ポート番号 | 587 |
ユーザー | ○○○@gmail.com ※差出人と同じメールアドレス |
パスワード | gmailアカウントのアプリパスワード(16桁)が必要です。 ログインパスワードを使用すると送信エラーになります。 アプリパスワードを使用するには、2段階認証プロセスを有効にする必要があります。 詳しくは、アプリ パスワードでログインする(Googleヘルプ)をご覧ください。 |
SSLを使用する | オン |
タイムアウト(秒) | 30(デフォルト値) ※必要に応じて変更してください。 |
Outlookの設定例は次の通りです。
名称 | 設定例(Outlook) |
---|---|
差出人 | ○○○@outlook.jp ※検証はしてませんが@live.jpや@hotmail.comなどでも送信可能と思われます。 |
宛先 | △△△@□□□.jp ※受信するメールアドレス ※Outlook以外のメールアドレスでもOK。 |
サーバーアドレス | smtp-mail.outlook.com ※smtp.office365.com を指定しても送信可能。 |
ポート番号 | 587 |
ユーザー | ○○○@outlook.jp ※差出人と同じメールアドレス |
パスワード | ログインパスワードでも認証可能ですが、アプリパスワードの使用が推奨されます。 アプリパスワードを使用するには、2段階認証を有効にする必要があります。 詳しくは、アプリパスワードのMicosoftサポートページをご覧ください。 |
SSLを使用する | オン |
タイムアウト(秒) | 30(デフォルト値) ※必要に応じて変更してください。 |